Collings　Guitar　290

　これまでに多くのギターを見て触ってきた多数のギタリストをも、一瞬にして魅了するコリングス・・・　そういう紹介文があちらこちらで見受けられたとしても何の疑いも抱かないブランド、「コリングス・ギター」。

　ビル・コリングスは若い頃からヴィンテージギターサウンドの熱心な研究を続け、現在ではその作り上げる製品クオリティの高さから全米にとどまらず世界にファンを広げています。その裏付に、工場が成長し少しずつ規模が拡大する中でも年間生産本数を限定し、
常に生み出す製品にハイクオリティを追い求める姿勢が貫かれています。
こだわり続けた彼の作品に対し、Vintage Guitar研究家のジョージ・グルーンは「新品にしてヴィンテージを凌駕する」と、高い評価を与えたという逸話もあります。

　そんなコリングス氏率いるギター作りの精鋭達が1年以上の研究期間と80本にも上ると言われる研究試作機の製作とテストを経て世に送り出したエレクトリックギターシリーズ。

その中でも特に弊店代表が一押しするこの290シリーズ、弾いた瞬間にゾクッとするような、澄んでいてかつ艶のあるサウンドは、
必ずや一度お試し頂きたい作品です。

弊店の目からみた、コリングス・エレキギターの「良さ」

１．厳選された木材
30年以上のアコースティックギター製作により培った、楽器のための木材を知り尽くしたビル・コリングス。
高級且つ個体に合う木材を厳しい目で選び抜き、最大限に木材の特徴を活かしたギターが生まれます。

２．惜しまぬ努力
アコースティックギター界ではその道を極めたとも評されるコリングス・ギター。彼がエレキギター製作に着手したのは近年。
優秀な職人と共に多くの素晴らしいギターを創りあげてきたコリングスは、エレキの製作に対し、当初はそう難しいことではないと考えていたようです。ところが、彼はすぐに「勘違いだった」ことに気が付きます。
それからの研究開発にまるまる1年、プロトタイプが70～80本。どのような木材が合うか見極めるためにも、こんなに多くのプロトタイプが必要だったようです。そして出来上がるのはアコースティックの実績を活かした、
歌うように鳴りの美しい、“エレクトリック・コリングス・ギター”なのです。

３．こだわり抜いた仕上げ
・　材の種類、重さ密度：　コリングスはギター作りのポイントは少しでも良い材を使うことと言っています。木材の仕入も独自の強力なルートを保有しており、まず木の重さを見極めてから切ってもらい、特に比重は綿密に量り、画像解析によって強度やサウンドへの影響をチェックしています。
・　フレット：　フレットワークにはかなり気を使っているようです。マシンは導入せず、手工にこだわっています。
・　指板：　厳選されたなめらかな音のイーストインディアン・ローズウッドを使用。柾目にこだわり、嫌味な高音を押さえ、丸みのあるサウンドに。
・　ピックアップ：　100種以上のピックアップを取り寄せ、結果としてジェイソンローラーのP90 Soapbarを使用。 また、さらなる“味”を追求し、コイルの巻き数を少し多くした“コリングススペシャル”まで作らせるほどこだわっています。
・　塗装：　ニトロセルロースラッカーにこだわり、柔軟な音色を追求しています。

【Specifications】
-Solid mahogany body
-High gloss lacquer finish
-Custom P90-style pickups by Jason Lollar
-Tone-Pros bridge and tailpiece
-Black or amber top hat volume/tone knobs
-22-fret unbound mahogany neck (Fret = Medium Heavy)
-Bone Nut 43.2mm width
-East Indian rosewood fingerboard (305R)
-Special 24 7/8" Scale Length (632mm)
-Grained ivoroid dot fingerboard inlays
-Unbound peghead with ebony veneer
-Mother-of-pearl Collings logo
-Sperzel vintage tuners with ivoroid buttons
-Deluxe hardshell case
-Price : OPEN PRICE

Finish Choices:
Tobacco Sunburst
Crimson
Orange
TV Yellow
Jet Black
Black w/ White Grainfill